知人の離婚への最終決断は、おでん?だった

知人宅は、医師と元看護師というカップルでした。
世間では、案外その組み合わせは多く、いわゆる、職場結婚ですが、結婚というのは、本人達二人だけの問題では無いと痛感する悲劇が長年続きました。
知人は、地方の高校を卒業して、姉の嫁ぎ先である関西に来て、看護学校で学び、病院勤務。実家は農家でした。
一方、元のご主人の実家は、代々続く姉も全て医者家族でした。
知人とご主人は、同じ病院で知り合い、恋に落ち、御主人側の猛反対を押し切っての結婚となって、3人の子供をもうけたのですが、御主人側からは、孫は可愛がるが、嫁には、数十年という月日の中で、一度も優しくは扱って貰えなかったようです。
それを、看護師をやめて、家庭に入った妻が、夜間遅く疲れて帰宅する夫に繰り返し愚痴る過程で、妻は、夫が真剣に対応してくれないと悩み、夫は、疲れを癒してくれない妻に不満を抱いての、他の看護師との浮気に走る原因にもなって行ったようです。
ある日、珍しく、早く帰宅した夫が、子供達と久々に遊んでくれている事に対しての喜びと、いつも、自分が愚痴ばかり言っている事への反省を込めて、お料理が得意とは言い難い妻は、頑張って、夫の好物のおでんを作って食卓に出したのです。
その時の夫の言葉が、いつも感じていたのだけど、どうも君の実家では、おでんがメインの食事の時は、サラダとか酢の物やお吸い物とかは作らないんだね。
こんな一品がドンとテーブルの真ん中を占領するなんて・・・やはり、結婚というのは、育った環境がかけ離れていると、一つ一つに大差があって、今となっては、生活し続ける事は、恐怖だね。だったそうです。
それから、知人宅は離婚し、養育費で生活しています。
そういった意味では、結婚とは、難しい物です。
そして、憧れを抱く人も大勢いるのも、結婚です。